こどもたちの未来を手助けできる仕事
看護師 13年目
所属:ICU
肩書:看護師
当院を選んだ理由やきっかけ、当院のいいところを教えてください
小児科の看護師を目指していたため、小児専門病院を検索して当院を知り、オープンホスピタルに参加しました。これまで見てきた病院の雰囲気とは全く違い、やさしく温かい印象を受けたとともに、笑顔で活き活きと働くスタッフの姿に惹かれ、私もここで看護師として専門性を極め、こどもたちの力になりたいと思い入職しました。
こどもが「病院」と聞くと、怖いところや痛いことをするところというイメージだと思いますが、当院は病院内の雰囲気や、スタッフのこどもとの関わり方などが温かく、少しでもこどもの苦痛が緩和され、適切な治療が受けられるような環境が整っていることが魅力だと思っています。また、薬剤師や作業療法士、心理士、ソーシャルワーカーなど、多職種との連携があるため、こどもとその家族も含め、入院中だけではなく、退院後のサポートも手厚いと思っています。
職場の雰囲気や仕事内容を教えてください
現在所属しているICUは、職場の雰囲気もよく、チームワークがいいことが自慢です!チームで安全かつ質の高い医療が提供できるように、情報共有はもちろん、円滑に連携が取れるようなコミュニケーションを意識しています。また、当院はPNS®※を導入していて、ペアで補い合い、より良い看護を追求しながら日々の業務に取り組んでいます。ペアになるパートナーは、病棟内のみんなの話し合いで決まり、1年間を通じて協働で毎日の看護ケアをはじめ、委員会活動や病棟内の係の仕事などを行います。お互いを高め合える関係となり、技術や知識の向上にもつながっています。
ICUは面会時間が限られているため、面会時に処置が重ならないよう調整したり、入院前には家族にその子の好きなものを聞いたりなど、こどもとその家族を含めた個別性のある身体的・精神的ケアができるよう、少しでも苦痛が軽減するような看護を心掛けています。
※PNS®: Partnership Nursing System(パートナーシップ・ナーシング・システム)の略。看護師が安全で質の高い看護を提供することを目的とし、2人の看護師が良きパートナーとして、お互いの特性を活かし、相互に補完し協力し合う看護提供方式のこと。
当院を目指す後輩へのメッセージをお願いします
私は今、ICUで重症症例や侵襲の大きい手術後の集中治療を必要とするこどもたちの看護に携わっています。生命に直結することでもあり、怖いと思うこともあります。ですが、手術やICUでの治療を乗り越えていく姿を見て、小さな体で頑張るこどものパワーと家族の愛情や絆に力をもらいながら、こどもたちの未来を手助けできるこの仕事にやりがいを感じています。不安もあるとは思いますが、先輩からのサポートも手厚く、小児看護を深め、自分自身も成長することができる職場です。一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
1日のスケジュール
8時15分から 8時30分 |
出勤 |
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8時30分 | 業務開始、情報収集、ペアで情報共有とスケジュール打ち合わせ |
8時45分 | 申し送り |
9時 | 指示簿確認、モニターチェック バイタルサイン測定・観察(以降1時間ごと、もしくは状態に合わせて適宜) |
9時10分 | 朝のカンファレンス |
9時20分から | 清潔ケア、薬剤投与など |
12時から13時 | 休憩 |
13時から | 薬剤投与・更新、記録など |
14時から | 昼のカンファレンス、リシャッフル 長日勤・遅番スタッフへの申し送り |
15時から | 栄養剤作成・分注、記録など |
17時15分から | 退勤 |