専門的な分野を担うスタッフが在籍しています。

  • 視能訓練士
  • 歯科衛生士

視能訓練士

視能訓練士をご存じですか?

眼科において視機能に関する様々な検査や、視機能回復のための訓練や指導をおこなう国家資格を持つ専門技術職です。日本では1971年に誕生しました。
こどもの年齢や発達に合わせて検査をおこなうことにより、正確な検査結果を適切な診断・治療につなげることができます。視能訓練士は、こどもの視機能を引き出せるように環境を整えたり、声がけをしたり、日々工夫や勉強をしながら検査にあたっています。

業務内容

眼科一般検査分野

屈折異常(近視・遠視・乱視)に関する検査、眼疾患に関する検査、眼鏡処方に関する検査をおこないます。

視機能矯正分野

弱視や斜視に対し視力の向上や正常な両眼視機能の獲得を目的とした視能訓練および必要な検査、情報提供をおこないます。

ロービジョンケア

視機能が十分に回復しない状態(ロービジョン)の見えにくさについて、少しでも快適に過ごせるように補助具の選定やその使い方の指導をおこないます。

眼科診療の補助

眼科医師が安全かつ精度の良い診療がおこなえるように診療の介助・補助をおこないます。

歯科衛生士

当院の歯科には、障害や全身疾患を有する患児が多く来院するため、個々に合わせた歯科診療を提供できるよう歯科医師や多職種のスタッフと協力しながら診察を行っています。

業務内容

歯や口腔の健康づくりをサポートすることを目的に、主に3つの業務に分けて診察に携わっています。

歯科予防処置

感染症で生活習慣病でもある虫歯や歯周病を予防するための定期的なチェック、フッ化物塗布、歯垢や歯石などを除去する機械的歯面清掃を行います。

歯科診療補助

歯科医師の診療を補助するとともに、歯科医師の指示を受けて歯科治療の一部を担当します。障害や有病により歯科診療に困難を要する場合でも、安全で安心して歯科医療が受けられるよう多種職と連携しながら、歯科診療をスムーズに行える環境を整えています。

歯科保健指導

感染症で生活習慣病でもある虫歯や歯周病は、日々の食事習慣や歯磨き習慣を確立することが重要です。食事内容、特に甘味物の摂取量や間隔の確認、耐齲蝕能力のある唾液分泌の量や質の確認、歯磨きの頻度やブラッシング方法の確認などを総合的に分析して指導内容を決めていきます。
また、障害があると口腔への刺激を受ける機会が極端に減り、口腔内・外を触られることで拒否反応を呈する過敏に対する脱感作療法や緊張の強い口腔周囲筋に対するマッサージなどの機能的口腔ケアの方法も提供しています。

ページトップへ戻る