成人移行期支援外来

概要

平日の午前2枠(9時30分・10時)、午後2枠(14時30分・15時)で、治療をしながら大人になる成長過程で生じる、様々な疑問や問題に対して相談に応じるための外来を設けています。外来受診の基本的な対象の方は、長期的な経過をたどる慢性疾患の患者さんおよびそのご家族であり、自分自身の病気と向き合い、社会とのつながりを持ちながら病気とともに歩んでいくために必要な支援を行っていきます。

具体的な取組み

  • 「成人移行期支援外来」を受診して疾患や薬剤についての認識、自己管理項目などを評価し、段階的に自立のサポートをします。
  • 診療科や疾患によっても異なりますが、適切な時期から患者さんと親御さんを別々に診察室でおはなし(診察)をしていきます。
  • 自立度や問題点に応じて適切な職種のスタッフが相談に応じていきます。
  • 成人診療科へ移る準備をしていきます。

外来受診の手順

  1. 病院スタッフが患者さん・ご家族へ成人移行期支援についてリーフレットなどを用いて説明する。
  2. 予約された日時の「成人移行期支援外来」を受診する。
  3. 主に外来看護師が移行チェックリストなどのツールを用いて聞き取りを行う。
  4. 聞き取り情報をもとに医師・看護師・薬剤師・医療ソーシャルワーカー・チャイルドライフスペシャリストなどのスタッフが協議をしながらその後のフォローを行い、必要に応じて複数回にわたり「成人移行期支援外来」を受診する。

受診方法

主治医を通してご相談ください。

成人移行期支援チーム(TST)の取組はこちらをご覧ください。

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