概要
入院中及び外来通院中の患者さんやご家族の相談を受ける総合的な窓口です。相談内容によって、担当部門や関係する専門職と協力し、問題解決に向けてお手伝いさせていただきます。患者さん一人ひとりが安心して治療に専念できるようサポートさせていただきますので、分からないこと、心配ごと、悩みごとがありましたら、いつでもお気軽にお越しください。プライバシーには十分配慮して対応いたします。
相談時間
平日9時から17時(土・日・祝日・年末年始を除く)相談費用はかかりません。予約も必要ありませんのでお気軽にお立ち寄りください。 相談が重なってしまった場合は、お待ちいただくこともあります。ご了承ください。
場所
患者相談窓口は入退院センター内にあります。
相談内容
患者相談窓口では、幅広い内容のご相談を受け付けております。 「治療に対して不安がある」「経済的なことが心配」「退院後の生活がイメージできない」など、病気や入院、治療、日々の生活に関する相談がある時だけではなく「誰かに話を聞いてほしい」と思った時にもぜひ患者相談窓口をご利用ください。
医療費・福祉関連のご相談
主に医療ソーシャルワーカーが対応します。
相談例
「外来や入院で医療費が心配」
外来や入院の費用は会計にお尋ねいただくと概算等をお伝えすることができますが、医療費の助成に関するご相談は医療ソーシャルワーカーが対応します。
「医療費助成・福祉制度ってどんなものがあるの?」
「小児慢性特定疾病医療費に病名があるので、助成のことを聞きたい」
制度概要は医療ソーシャルワーカーからご紹介できます。患者相談窓口にお越しください。また、行政窓口で相談する、あるいはお住まいの地区のウェブサイト等をご覧いただいても申請に必要な情報を入手できます。
※小児慢性特定疾病の中に対象病名がある場合でも、申請が可能かどうかはおこさんの病状によって異なります。受診の際に主治医にご確認ください。
発達やこころの問題に関するご相談
発達に関する相談については、お話を伺い各地域の発達相談支援センターなどの各種情報をご案内しています。
「不安や気分の落ち込み」「子育てに関する不安」など様々なこころの問題に対しては、臨床心理士と連携し、少しでも安心感が増すように、気持ちを整理するお手伝いをしています。
在宅医療ケアに関するご相談
医療的ケアが必要なおこさんとご家族の生活についての悩みが少しでも解決できるよう、成育支援局看護師や医療ソーシャルワーカーや臨床心理士などが対応します。お一人おひとりにあわせて院内スタッフや地域の幅広い職種の方々と連携し、少しでもお力になれるよう努めています。
退院にむけた準備をされている方へ
「おうちに帰る準備BOOK」を見ながら退院までのイメージをお伝えし、一緒に準備をしていきます。
医療的ケアのグッズや工夫を知りたい方へ
先輩ママたちの「生活アイディア集」を院内に用意してあります。(画像はアイディア集の一例)
胃ろうや気管切開の手術をうけたお子さんとご家族の思いを聞いてみたい方へ
患者さんやご家族の思いをまとめた冊子があります。患者相談窓口にお声がけください。
退院後・在宅でのサポート
入院中だけでなく、退院後の生活がはじまってからの悩みが少しでも解決できるよう、成育支援局看護師や医療ソーシャルワーカーや臨床心理士などが長期的に関わっていきます。成長にともなう就園・就学・就職や、出産などご家族の変化も一緒に考えていきます。院内スタッフ・地域の訪問看護師・相談支援専門員・福祉サービス・学校などの幅広い方たちと連絡をとりながら少しでもお力になれるよう努めています。